浄水器、ウォーターサーバー、ペットボトル天然水どれを選ぶべきか比較
のつづき。前回ミネラルウォーターの利用シーンを比較したのを踏まえて、今度は浄水器とウォーターサーバー、天然水ペットボトルどれを選ぶべきかそのニーズと基準を考えてみます。
コスト・価格
まず価格面で比較。
天然水のペットボトル1本/2リットル(Amazonの価格)。浄水器はトレビーノ(東レ)のカートリッジ価格(価格コム参考)。ウォーターサーバーも価格コムを参考にして比べてみました。
※ちなみに本体価格、レンタル代、水道代などは考慮してません。
- ペットボトル天然水 82円〜98円/1本2リットル
- 浄水器 トレビーノ 6276円〜6320円/900リットル
- ウォーターサーバー 45円〜77円/500mlあたり
いずれも最安値近辺の平均価格帯だとこんな感じです。
容量単位がバラバラなんで1リットル当たりに換算すると
- ペットボトル 42円〜49円
- 浄水器 6.9円〜7円
- ウォーターサーバー 90円〜154円
1位、浄水器のコストパフォーマンス圧倒。2位はペットボトルの箱買い、3位はウォーターサーバーという結果。
メリットデメリット
で、私の考えたそれぞれのメリット、デメリットは、
浄水器の特徴
- カートリッジだけなので輸送コスト(送料)が掛からない。→最も価格が安い
- ペットボトルのゴミも出ません。潰し作業&ゴミ捨て労力不要。
- ただし元は水道水。(心理面に影響あり?)
- 地震災害に弱い(水道止まるので)
ペットボトル天然水の特徴
- 小売店で買った場合、重い水を運ぶ労力が必要(ただし通販で買えば送料無料)
- 本物の天然水
- 水の保管場所スペースが必要
- 災害用に強み
ウォーターサーバー
- 重たい水を運ばなくていい
- 一方で、水を運ぶ人件費・物流コストが掛かる(業者側)
- 本物の天然水
- 災害に弱い(持ち運べない)
こんなもんですかね。
さらに生活シーンの中で利用を考えてみると、
料理用
料理は大量の水を毎日使うので「ペットボトル」や「ウォーターサーバー」だとコスト掛かりすぎます。
なので料理の分野では「浄水器」派が多いかなと。
飲料用
「飲み水用」「水割り用(お茶とかアルコール等)」「赤ちゃん用(粉ミルク等)」「ペット用」など子供から大人までの人間用&ペット用の飲料水。
この分野の選択基準は難しいですね。
私の予想では、
- 大人の飲み水・・・浄水器派orウォーターサーバー派
- 水割り・・・ペットボトル派(使い勝手の良さの観点から)
- 赤ちゃん用・・・安全性重視のペットボトル派
- ペット用・・・浄水器派
※使い勝手の良さとは、ペットボトルならテーブルの上に置いて常時注げるという意味です。(席を立ち上がる必要ない)
がそれぞれ多いのかなと。
災害備蓄用の飲み水
地震災害時の備蓄用の水は「ペットボトルのミネラルウォーター」の一択です。これしか考えられません。
どっちを選ぶべきかまとめると
飲み水の安心面とコストパフォーマンス両方を重視するなら「浄水器」と「ペットボトル」のハイブリット型がベストだと思います。
防災用にペットボトルを保存しておいて、日常生活では浄水器を使う感じです。
コスト面より天然水にこだわるなら「ウォーターサーバー」と「ペットボトル(備蓄)」両用もありでしょう。
何れにしてもわかったことは「ペットボトルの天然水」は絶対に必要ですね、災害の多い日本に住んでいる限り。
以上おしまい。