クリスマス商戦に思う、クリスマス関連グッズの仕入れと在庫リスク
年末の一大イベント、クリスマス商戦まで1ヶ月弱。
100円ショップからデパートまでクリスマス関連グッズ販売されているのですが、
このイベント商品の仕入れと抱える在庫って非常にリスキーだよなと。
年一回のイベント商品と在庫リスク
1年に1度しかないイベント、その期間は華やかで盛り上がるけどイベントが終わった翌日からパタリと商品売れなくなります。ショップ側はなんとしてもイベント当日までに売り切りたいはず。
売れ残った在庫は・・・
もし商品全部掃けなかったら
1.翌年のクリスマスシーズンまで保管(実質不良在庫)
2.激安割引セールで叩き売り
3.廃棄処分
これくらいしか選択肢がないと思います。
2.の激安セール販売はクリスマスケーキなら売れるけど、クリスマスグッズの方は買う人いないでしょう。26日にクリスマスツリー買うわけない。
仕入れと卸し&メーカーの関係
仕入れをする小売側と小売に供給するメーカー&卸しはこんな思惑で動いてるんだと。
小売店側
1.単品or小ロットで仕入れたい
2.できるだけイベント直近で仕入れたい
3.売り切れたら、追加で仕入れたい
4.できるだけ高い利益率で売りたい(安く仕入れ高く売る)
メーカー&卸し
1.早い時期に仕入れ情報が欲しい(生産量を調整)
2.イベント開催日の近くまで在庫を抱えたくない(つくりたくない)
たぶん両者とも余剰在庫を抱えないよう多品種を小ロットで「作りたい」、「売りたい」という考えで一致しているのではと思います。