1分足・5分足チャートの使い方
短期時間足の1分足&5分足ロウソク足チャートの特長・メリット・デメリットについて。
1分足と5分足とは
1分足は1分間(60秒間)に1本のロウソク足を作ります。ロウソク足チャートの中では最も短い足です。次に短いのは5分足。5分に1本のロウソク足を形成します。
ロウソク足についてはロウソク足の見方へどうぞ。
初心者が好む
FXを始めた時期に最も魅力を感じるのは、この1分足~5分足の超短期の時間足を使ったトレードでしょう。これは自ら経験してきたことで、最初は1分足ばっかり見てチャート分析していました。何度もトレードチャンスが訪れるので売買を繰り返せば勝てると考えていたのですね。たぶん多くのトレーダーも同じような考えを持っていたのでは。
スキャルピング
スキャルピング(短期売買)トレードで最も利用されている時間足は1分足・5分足(又はティックチャート)です。小さな価格の値動きを瞬時に捉える1分足は、素早いエントリーを求められるスキャルピングにとって使いやすいチャートです。
トレンド転換を掴めるメリット
最も早くプライスの動きがロウソク足に伝わる1分足は、トレンド初動および転換をいち早く把握できる時間足でもあります。
つまりトレンドの初期の初期から乗りたい又は知りたい場合に有効です。
暴れるチャート&ダマシ
1分足、5分足の最大のデメリット、難点はダマシの多さでしょう。トレンドを早く捉えられる一方、テクニカル分析が全く役に立たなかったり、いきなり急落(急上昇)したり、とにかく滅茶苦茶なチャートの動きをします。
テクニカル分析はトレンド系で
一般的に短い時間足であればあるほど、トレンド系テクニカル指標が有効だとされています。オシレーター系(あとだし系)のテクニカルはチャートの速さに鈍感です。