デイトレード(デイトレ)とは-FX初心者ガイド
デイトレードについて教科書的にまとめてみました。
デイトレードとは1日(その日)限りで注文と決済を繰り返しながら為替差益を積み重ねていくトレード手法。略して「デイトレ(株式投資では日計り)」とも言います。よくテレビや雑誌などメディアでデイトレーダーと取り上げられているのは「デイトレード」をする人=デイトレーダー。
「スキャルピング」との違いはトレード回数の頻度により分類され、
スキャルピングは多頻度&短期売買、スイングトレードは中長期に対し、デイトレードはその中間に位置づけられるでしょう。但し何回以上はスキャルピング、何回以下はデイトレという定義はありません。
またエントリーした注文(ポジション)を当日中に決済して締めます。※金曜日は翌週までポジションを持ち越さない。
※一日数回、じっと我慢してピンポイントで狙いを定めます。
人気トレード手法
FX取引は3種類のトレード方法があり、その中で個人投資家に最も人気が高いのがデイトレードでしょう。
人気が高いというか、最も適当な相場でトレードできるというべきかもしれません。
その主な理由は・・・
スキャルピングより難易度が低い
より長い時間足&複数時間足のロウソク足チャートで分析するため、為替チャートが素直な動きを見極めやすくなります。※スキャルピングよりテクニカル分析の信頼性が高くなる。
スイングよりトレードチャンスが多い
FXは注文を出せば出すほどスプレッド差の損失を抱えます。一方、トレード回数が少なければ売買益を掴むチャンスを逃します。つまりデイトレは投資回数が多すぎず、少なすぎず丁度よいバランスを保っています。
スピード&神経質にならない
スキャルピングは瞬間的に注文と決済を出す一瞬の反射神経が求められます。(さらにインターバンク直結の取引、約定力の優れたシステムをも求む)
デイトレードは少しぐらいタイミングを逃しても問題なく落ち着いて発注画面を操作できるのです。指値やストップの逆指値注文もあわてることもありません。ただし売り買いの狙いを定めたポイントまで待てる能力、それを射止める技術は必要になります。
スプレッド&約定力を気にしない
これもスキャルピングとの比較。多少スプレッドが広がっても、スリッページしても気にする必要はありません。スプレッドを気にしないということはFX業者選びも通貨ペアの選択肢も格段に広がります。
損小利大のバランスが良い
小さく負けて、大きく勝つ損小利大のトレードが利益を残すための基本。デイトレードはこのバランスが良く、エントリーした後のストップ注文(損切り)も後からゆっくりと出せます。初心者にもおすすめです。