重要な経済指標-FX初心者ガイド

FXの重要な経済指標

主要な経済指標

FXで重要な経済指標をピックアップしてみました。

とくにアメリカ発の経済ニュースには注目。

要人発言

政府高官など(特に金融関係)による重要人物の発言で為替が反応することがあります。
日銀総裁・ヨーロッパECB欧州中央銀行総裁・アメリカFRB議長など

政策金利

各国の金融政策会合および政策金利の発表。FXで最も重要なニュースでしょう。
FOMCの声明など

雇用統計(失業率)

雇用者数や失業率はその国の経済状態を表す重要な指標です。
アメリカの新規失業保険申請件数、非農業部門雇用者数など

GDP

国内総生産GDPです。これも最も重要な経済指標のひとつ。

貿易収支

各国の輸出・輸入状況です。基本、赤字幅が大きいほどその国の通貨が売られやすい(通貨安)。

消費者物価

物価上昇は景気が良いorインフレ警戒サイン。国の金利政策に影響を与える可能性があります。
消費者物価指数・生産者物価指数・卸売物価指数など。

小売売上高

小売の売上げはその国の経済が良いか、悪いか端的にあらわす数字です。

鉱工業生産

工業と鉱業・・・。ものづくりしている製造業がどれだけ活発ですかという数値。
鉱工業生産指数など

住宅着工件数

住宅の売れ行きによって経済状況が把握できます。不景気では住宅売れません。
住宅着工件数・住宅建設許可件数など

消費者信頼感指数

消費者の景気が良いか悪いか判断するもの。経済には消費者マインドが重要。
ミシガン大学消費者信頼感指数など

為替に影響する金融商品

株式市場(株価)

アメリカのダウ平均・ナスダック・S&P500など株式指数は為替と連動するパーターンが見られます。
日経平均と日本円の連動も。

国債(金利)

各国の国債価格または金利も為替に影響を与えます。(特に10年国債)

原油、金、銀など商品価格

資源国通貨(オーストラリアドルなど)と一緒に反応しやすいと言われています。
また原油などエネルギー価格の上昇は為替に影響を与えます。
・エネルギー輸入国は売られ、エネルギー輸出国は買われる

主なものは以上です。
これらを完璧に分析&理解するのは不可能なので「発表スケジュール・発表時間・市場予想と結果」を中心に把握しましょう。
また予想外の突発的なニュースにより為替が反応するケースもあります。例えばスペインの国債入札が不調というニュースでいきなり30pipsほどチャートが飛ぶという経験をしました。個人投資家ではこのような速報的なニュースはリアルタイムで入手できません。なのでストップ注文はしっかり入れときましょう。