IFD注文とは

IFD注文は新規注文と決済注文をワンセットで組み合わせた注文方法です。「アイエフディー（IFD）」または「イフダン（IF-DONE）」などと呼ばれています。数ある注文種類の中でもあんまり活用する場面はない(と思われる)。

意味と使い方

一度に2つの注文を出せて「もし新規注文が約定（執行）したら、決済注文が発注される」というような仕組みになっています。「もし」がポイントで、仮に指定した価格までレートが到達せず新規注文が約定しなかったら、決済注文も無効となります。（FX業者によっては注文の有効期限も設定できます）

決済注文は利益を確定する指値注文でも、損切りを確定する逆指値注文でもどちらでも指定可能。
ただしストップ注文用として利用をおすすめいたします。（リスク回避の面で）

具体的な利用シーン

例えば抵抗線あたりの反発を狙ってIFの新規注文を立てておき、抵抗線をブレイクしたらDONEの損切り決済を執行するみたいな使い方です。予想どおり反発したら利益を伸ばし続けられますし。予測が外れたら即損切りです。