IFO注文とは。使い方と意味-注文方法の基本
IFO注文とは
IFD(イフダン)とOCOをひとつにまとめた注文方法がIFO注文です。読み方は「アイエフオー」。
内容を簡単に説明すると新規注文と2つの決済注文、合わせて3点を一緒に出すことができます。
IFDとOCOが一緒にくっついたということからも想像できるはず。
注意点は最初の新規注文が成立しないかぎり、後の決済注文2つは発動されません。
IFOの新規注文は指値で事前に価格指定するのが一般的、ただ豊富な注文方法を利用できる業者によっては成行注文で出せるケースもあるようです。正確には「成行+OCO注文」。
IFO注文の使い方
まずは指値で新規注文(売り買い)を設定します。たとえば抵抗線の上下付近あたり。次にこれ以上下落したら損切り、ここまで上昇したら利食いの2箇所に決済注文を指定します。
上の画像を参考にしてください。新規注文で買い指値(成立)→決済注文のどちらか片方が約定したらもう一方はキャンセルとなります。
つまり勝つか、負けるか。損小利大を守るためにストップ位置は小さく厳格に、利益は大きめに設定しましょう。
このIFO注文、事前にすべての発注処理できるのでチャートをいつも見てられない忙しいサラリーマンなどに向いている取引方法です。