OCO注文とは。使い方と意味-注文方法の基本
OCO注文とは
OCO注文は1回の手続きで同時に2つの注文を出せる便利な注文方法です。読み方は「オーシーオー」。1度に2箇所の注文をだせるのですが、どちらか片方の注文が成立(約定)したら、もう一方の注文は取り消されます。
成行、指値、逆指値のに続いて利用頻度の高い注文方法のひとつ。IFD、IFO、OCOの中ではダントツOCOが使い勝手良いでしょう。
OCO注文の使い方
すでに保有しているポジションの利食いと損切り注文をOCOで同時に出す使い方が基本。
また新規注文をOCOで指定することもできます。ただし、もし新規OCOが約定するとポジション放置状態(ストップ注文なし)になってしまいますので危険極まりないです。
具体的な注文の出し方
まずは上画像にある現在の価格で新規注文(買い)を成行で入れます。次にここまで上昇したら利食いしようという目標レート(抵抗線の下とか節目)のちょっと下に第一の決済注文(売り)を指定します。さらにこれより下落したら損切りしようというポイントに第二の決済(ストップ注文)を入れておきます。
もちろん利益確定と損切り、別々に注文を出すことも可能。OCOだと一回で済むので手間掛かりません。