指値と逆指値注文の違いと覚え方
指値注文と逆指値注文の違いと使い方について、自分の覚え方を紹介します。混乱しがちな2つの注文方法ですが「現在の価格」から「有利」な価格で注文予約できるか、それとも「不利」なレートで注文予約しなければならないかで考えると理解しやすいです。
指値の売り
以下は指値オーダーのイメージ。
例えば上の画像で指値注文の売りを出す場合。黄色いラインで決済をするとして「現在の価格」よりも「指値(売り)」のレートで売り注文を出したほうが獲得できるPipsは大きくなります。つまり今現在よりも有利なレートで売り注文が出せます。
逆指値の買い
上の画像を参考に、イエローラインで決済をするとして「現在の価格」で買った場合、「逆指値」の位置で買った場合、どちらが多くの利益を出せるかというと、現在の価格で買った時です。つまり不利なレートで買いオーダーを出すため逆指値注文になります。
決済の指値・逆指値注文
決済注文で使う指値と逆指値は次のように覚えます。「新規注文」で買い(ロング)のポジションを持ったケース。この場合、「指値」で売れたら利益(勝ちトレード)になります。つまり「有利」です。逆に「逆指値」で売ったら損失(負けトレード)、「不利」な注文になります。
まとめ
今の為替レートより、上で買ったら(売ったら)得をするのか損するのか、それとも下のレートで買ったら(売ったら)得をするのか損をするのか、いつも損得を意識しておけば指値注文と逆指値注文の違いがわかりやすくなります。
逆指値はストップ注文
最後に、逆指値注文は損切りをするために使うストップ注文として利用するケースがほとんど、
だから「逆指値=ストップ注文」と覚えてしまうのもありかと。損切は逆差し、利益の確定は「指値」で暗記しましょう。