塩漬けとは|金融用語

FXでNGとされるトレード手法。前回のナンピンにつづき、今回は「塩漬け」について。ナンピンを駆使してトレードする投資家は聞いたことありますが、塩漬けを自慢するトレーダーは聞いたことありません。

塩漬けとは

大きく負け越し損失を発生させているにもかかわらず、損切り決済をしないこと。つまり損失を見て見ぬフリをする、負けを認めたくない現実逃避状態。
塩漬けとはFX用語
投資家の心理状態を言葉に表すと(上の画像を参照)

「よし、上昇トレンドだし指標発表のここで買いだ、上がれ!」
「やばい、下落してる、でもこのまま決済すると大損だよな!」
「もしかしたら価格が反転し、もとの位置まで戻ってくるかもしれないな・・・そしたら損益ゼロで決済できる。待つか!」
「まずい、さらに下落した、どうしよう。。」

という一連の流れが典型的な塩漬けトレードです。
もちろん運よく上昇して損失を逃れられるケースもあるでしょう。でもこのようなハイリスク投資を繰り返しているといつかは大損する運命。
塩漬け回避策は簡単で、損失を拡大させないよう冷酷非道なストップ注文を出しておくだけです。