週末要因とは

為替（or株式市場）の取引がお休みとなる土曜日、日曜日、祝日等の前の日(週末)に、

相場の動きが鈍くなったり、ポジション調整に入ったりする状況。

週末に近づくとマーケット参加者は

1. 明日から休場だから今日は積極的な売買は控えよう。
2. 利益(損失)を確定して保有してたポジションを決済して手仕舞いしよう。
3. 土日に大きなニュースが入って週明け相場が急変（窓開け）するリスクを避けたい。

※画像は金曜日から月曜日、窓を開けてオープンした相場。

という週末の終了モードに入ることがあります。
こうした投資家心理が働いて、相場は週（月曜日～木曜日）のトレンドと反対方向に動いたり、ボラティリティーが低下したり、いつもと違う癖のある動き方をします。

月曜日も動かない

ちなみに相場の動きが鈍くなるのは金曜日だけでなく、月曜日も同じ傾向が見られます。
週初めということでマーケットの方向性を見極める様子見モードの動きになりがちです。

下のチャートだと

青丸が月曜日、赤丸が金曜日です。
上下にヒゲをつくってトレンド方向性の乏しいレンジ相場になっています。
このように相場が動かない日は損小利大のトレードをするのが難しいので、あえてトレードを控えるのも1つの手です。