ストリーミング注文、マーケット注文の使い方と意味
ストリーミング注文とは、今表示されているレート価格で約定したいときに使う注文方法です。FX業者によってマーケット注文、リアルタイム注文など仕様や言い方に違いがあります。成行注文と同様に好んで使われる注文方法です。
成行注文とストリーミング注文の違い
成行注文はトレーダー側の「表示レート」で注文をだしても、成立する価格は発注システム側(サーバー)のレート価格で約定されます。詳しくは成行注文、スリッページとはでご確認を。
それに対してストリーミング注文はトレーダー側の「表示レート価格」を指定した上で、売買注文を出します。つまり「この価格限定」と発注システムに伝達します。
ストリーミング注文のメリット、デメリット。使い方
売買価格を自分で判断できるためスリッページを起こすことなく約定するのが最大のメリット。特にスキャルピングトレードのような小さなpipsを稼ぐトレーダーはストリーミング選択される方も多いでしょう。
一方のデメリットは100%の約定が保証されていないこと。「指定したレート」と「発注処理する側のレート」で価格差変動が生じた場合、注文不成立となるケースがあります。特に値動きが荒い相場では約定拒否連発されることも。
※FX業者によってはスリップ許容数値という機能があり「スリップ幅」を設定できるようになってます。