FX取引の仕組み。はじめてのFX
FXでどうやったら利益が出せるのか、その仕組みを為替チャートを使って簡単に解説したいと思います。
今回は通貨の売買による差額で利益を得るトレードの仕組みです。(スワップ狙いの売買については後日ブログ記事にする予定)
売り・買いどちらでも入れる
FX取引では売りからでも、買いからでもどちらからでも入れる特長があります。例えばドルが上昇しそうだと思ったら買えば良いし、下落すると思ったら売れば良いのです。そういった意味でいつでもトレードのチャンスは存在しています。
それではドル円のチャートを使って基本的な勝ちパターン、負けパターンを紹介いたします。
ドルの上昇による取引(勝ちパターン)
チャートをご覧ください。
1ドル100円のときにドルを買って、1ドル110円のときにドルを売ります。差し引き10円が売買による利益です。
このチャートはドルが上昇する流れで買いで入り、売って儲ける最も典型的な取引パターンですね。
ドルの下落による取引(勝ちパターン)
次にドルが値下がりしているときの勝ちパターンです。ドルが下落することを期待して1ドル100円のときに売ります。そして1ドルが90円に値下がりしたときに買い戻します。この場合も差し引き10円が売買益になります。
ドルの上昇による負けパターン
ドルが上がっているときに損失を出してしまった取引パターンです。今度は1ドル100円のときに値下がりを期待してドルを売りました。ところが逆に上昇し、結局1ドル110円で買うことになります。この場合10円の差額が損失になります。
初心者は難しく考えがちに
ドル高だからドル買って・・・、円安だから・・・あれっ・・・と。特に為替の場合、お互いの通貨(ペア)が表裏一体なところがあって理解が難しくなります。
こういう時は考え込まずに上昇は買えばいいんだ、下落は売ればいいんだとシンプルに考えましょう。
※参考:チャートの読み方、見方
「円安とは、ドル高とは」についてはまた次回に。