トレール注文で勝てる相場。利益確定でのトレーリングストップの使い方

トレール注文(トレーリングストップ)は上手く使うと利益を大きく積み足すこともできるお役立ち機能。

今回はその理想的な相場環境とそうでない相場について。

まずどのような相場環境ならトレーリングストップが有効に機能しやすいのかピックアップ。

まずトレール注文と相性の悪い相場から、

レンジ相場

レンジ相場とトレール注文
一定のレンジ範囲を往復している状況。ここでトレール注文を執行すると返って勝ちPipsを減らしてしまう可能性があります。※価格が反転して簡単にストップに引っかかるため

荒れた相場

荒れた相場とトレーリングストップ
ロウソク足チャートが上下に乱高下している荒れた相場です。(ロウソク足にヒゲなどが出現)この場合もトレーリングストップはすぐにカットされてしまいます。
続いてトレーリングストップを使うとより大きなPipsを獲得できるであろう環境。

トレンドの発生している相場

トレンド発生とトレール注文
トレンドラインや移動平均線に乗り美しいトレンドを描いているチャートです。押し目や戻りの下落(リトレース)を頭に入れながらトレール幅を調整できれば流れに乗って利益の上乗せが見込めます。

ブレイクし急上昇している相場

ブレイクと急上昇
抵抗線を次々にブレイクして、右肩上がりにどこまで上昇するのか予測できない急相場。このような場面では指値注文で利益確定決済をするより、トレーリングストップで上昇気流についていった方が獲得Pipsを伸ばせる確率が高いです。この場合、トレール幅は狭めで良いでしょう。(←反転したところで即決済です)