トレンド相場とは|FX基本用語
トレンド相場とは
トレンド相場とは一定の割合で上昇または下落している相場です。FXではこのトレンド相場が最も勝ちやすいとされています。基本的に相場には「レンジ相場」と「上昇・下降トレンド」どちらかのパターンしかありません。
それを見分ける簡単な方法は高値安値の切り上げ、切り下げで判断できます。
上昇トレンド
高値と安値を段々と切り上げている相場、これは上昇トレンドと判断。
下降トレンド
高値と安値を徐々に切り下げている場合は下降トレンドに入っていると判断します。
※高値安値とも切り上げていない場合はレンジ相場と判断します。
レンジブレイクとトレンド
トレンドはレンジ相場の後に発生する場合が多々あります。レンジでエネルギーを溜めておき、マーケットオープン時、指標発表時を切っ掛けとして一気にトレンドへと舵を切ります。
流れはレンジ→トレンド→レンジ→トレンドを交互に繰り返しながら為替相場が作られていきます。
ボラティリティー
トレンド発生にはボラティリティーが必要です。ボラティリティーは相場のエネルギーでみんなが「買いたい」「売りたい」といった心理が一致(需給バランスが崩れた)したときに起こりやすいです。
順張りトレードが常識
トレンドには順張りトレードが定石とされています。上昇トレンドなら買い方向で、下落トレンドなら売り方向でトレンドに逆らわないトレード方針で良いでしょう。
複数時間足(マルチタイムフレーム)でチャート分析
例えば15分足で上昇トレンドが発生していても1時間足でレンジ相場だった場合、15分足は一時的なトレンド(リトレース)ものである可能性が高いと判断します。複数の時間足、日足といった長期のロウソク足チャートも分析しましょう。