ボラティリティーとは|FX用語
一般的に言われる「ボラティリティー」とは
為替の変動幅&エネルギーをボラティリティと言います。
投資家が一斉に売買を活発化(リスクオン)させるとボラティリティは上昇し、警戒してトレードを控える(リスクオフ)とボラティリティが低下します。チャートには細長いロウソク足が出現したりします。
トレンドを発生させる
ボラティリティーが低いとレートの変動が小さく、サポートラインやレジスタンスラインで反発するレンジ相場になりやすくなります。つまり節目のラインを破るだけのエネルギー不足。
逆にボラティリティが高ければ高いほど厚い抵抗線をブレイクしトレンドを発生する力となります。時として上昇トレンドを一気に下落トレンドへ変わる転換エネルギーにもなります。
ボラティリティーが高くなる時間
・指標発表直後
経済指標が発表された瞬間から直後。トレーダーが売買を活発にする瞬間です。結果と市場予想とのギャップが大きいなど、売買の需給バランスが崩れたときに新しいトレンドが発生しやすいです。逆に指標発表前は警戒&様子見でボラティリティーが低下します。
・ロンドン、ニューヨークマーケット
特に欧州勢、米国勢が参加するマーケットの開始時、そしてロンドンとニューヨークマーケットの重なる時間帯にトレードが活発になりボラティリティーが上昇します。日本時間に当てはめると午後3時頃から深夜1時くらいまで。