光ファイバーとADSLどっちを選ぶべきか。違いと比較

ADSLのスピードと距離の関係について、

ADSL12Mbpsの速度。距離2km(2000m)のスピードは」や「ADSL50Mbpsの速度。距離3km(3000m)でスピードは…

といったブログを書いてみました。

そこで、今度は光ファイバーとADSL、どちらを選択するべきか独断と偏見で比較してみたいと思います。

とりあえず光ファイバーとADSLを比較し、その違いを簡単にピックアップしてみましょう。

ADSL

  • 電話回線と共有(メタル回線なので不安定)
  • NTT交換局と距離が遠くなるほど速度が遅くなる
  • 料金は低価格(2000円~4000円程度)
  • 速度契約は豊富(1M・8M・12M・50Mなど)
  • 原則、電話回線あれば契約できる。

光ファイバー

  • 光ファイバー専用ケーブル(比較的安定)
  • NTT交換局と距離は関係なく安定したスピード
  • 料金は高い約6000円前後(マンションタイプだと安い)
  • 速度は100Mbps~
  • 光ファイバーケーブルが通らない地域では申し込みできない。

こんな具合だと思います。

そして、主観による「光ファイバー」を選ぶべき人、「ADSL」を選ぶべき人を比較してみます、

 

ADSLを選択すべきケース

NTT交換局との距離が近い

これが一番重要。前回のエントリーにも書いたけど、ADSLは距離の遠い・近いが最も速度に影響うけると思います。

個人的には距離として2000m(2Km)くらいまではADSL優位かなと。

メイン利用はウェブサイトやSNS等のライトユーザー

ホームページの閲覧、メールの送受信、Facebook、Twitterなどのソーシャルネットワークでの利用など、インターネットの使い道がライトなユーザーはADSLで十分。しかも50Mbpsなんて必要なし12MbpsでOK。

速度より低価格を求める

速度を落とした低位サービスだと2000円程度からあります。トータルコストでもまだADSLの方が安いですね。ただしADSLの50M契約するなら光ファイバーを選ぶべきだとも思います。

ところで最近、光ファイバーも値下げしてきているようですね。なんかNTTが光ファイバーの卸売りもスタートするそうで・・・。さらなる低価格化になるかも。

一戸建てに住んでいる

なにより一戸建ての光ファイバーが一番高いのでね。

 

光ファイバーを選択すべきケース

NTT交換局との距離が遠い

自宅からNTT交換局までの距離が3Km以上離れてるなら光ファイバーを検討すべきかもしれません。

圧倒的に体感速度が違いますからね。

動画やオンラインゲームのヘビーユーザー

「動画の視聴」、「オンラインゲーム」、「ファイルアップロード」、「ネット電話」、「ネットTV」など大容量のデータを扱うヘビーユーザーさん。

インターネットのスピードと安定を求めている

最近は減ったけど昔のADSLは夜間はスピード遅くなったり、落雷でインターネット不通になったり頻繁に起こってました。

光ファイバーでこのような経験をしたことありません。専用ケーブルだからかな。

マンションに住んでいる

単純に「安い」からです。マンションタイプの光ファイバーならADSLと料金的に変わらないのかと。

 

で、結局はどっちを選ぶべきなの?の答え

たくさんインターネット使う人は「光ファイバー」、一般ユーザーは「ADSL」で十分。

なんとも一般的なアンサーになりました。

そして、もう1点。

インターネット回線は光ファイバーの時代に進んでいる。そして、スマートフォンやWiFi接続に押されて、固定回線「光ファイバー・ADSLとも」の契約者が激減している。という現実も見逃せないのかと思います。