在庫管理の難しさ。POSやビッグデータ分析駆使しても在庫切れって起きる。
昨日更新したセブンイレブンでコーヒーを買ったブログ記事の中で、「レギュラーサイズのアイスコーヒー用カップが在庫切れで仕方なくラージサイズ購入した」内容を書きました。
今回はコーヒーの話ではなく、あのセブンが商品の品切れ起こすなんて珍しいよなってことと、在庫管理の難しさに興味を持ったのでちょっと掘り下げてみようと思います。
コンビニといえばPOSとビッグデータ分析のプロ
コンビニエンスストア、とりわけセブンイレブンといえばPOSシステムでの販売管理、Nanacoなどの膨大なビッグデータを駆使して適切な数量の在庫管理(受発注から小分け物流まで)を行っているプロフェッショナルだと思っていました。
つまり「過去の売上データから、本日の曜日・天気・気温などから何人位お客さんが来店して、男女比やどのくらいの年齢層の人が来ると予測して、どの商品が何個くらい売れるから、このくらいの数量納品すべき」みたいな。
そのセブンイレブンでさえも品切れを起こす(災害時を除いて)のは「なぜ」「どうして」という素朴な疑問。
在庫切れを起こした理由・・・
そこで、好き勝手に在庫切れを起こしてしまった原因を推測してみました。
1.データ不足
セブンカフェという販売開始から歴史の浅い商品だった為、「店舗単位の販売データ」が十分集まっていなかった。
新商品は需要予測が難しい。。
2.季節の移り変わり
冬~春の季節の移り変わりで販売予想が難しかった。ここ数日暖かい日が続いたこともありコーヒーのニーズがホットからアイスに移動し、予想以上にアイスが売れてしまった。たしか気温が何度以上になるとアイスが売れて、何度以下はホットが出るなんてデータあったはずです。三寒四温のこの時期は最も在庫管理が難しいのかも。
3.発注ミス
単純にスタッフが発注をミスった。でもPOSで管理してたら自動で要仕入れ商品リストに表示されるのではないのか・・・。
4.ラージサイズの在庫処分
レギュラーサイズばかり売れて、ラージサイズの過剰在庫を処分するためレギュラーサイズを意図的に仕入れなかった。
- 客「アイスコーヒーください」
- 店員「申し訳ありません、只今レギュラーサイズが品切れで、ラージサイズしかありません」
- 客「じゃあラージサイズでいいです」(笑)
さすがに大手コンビニがこの手の手法を使う可能性は低いと思います。
以上、4つ原因を予想してみました。
最後に、
今回取り上げたセブンカフェのコーヒーカップ。賞味期限(消費期限)切れのない商品なので多めに在庫確保しておいても廃棄リスクないと思うんですね。たしかに冷凍ケースに入れるスペース確保の問題はありそうですけど、人気商品だから次々はけて行きそうですし。