観光産業と災害リスク。結局、風評被害対策は開き直り?
であらためて思い知った観光業は災害リスクに弱いということ。
特に「温泉」を売りにした観光地は「自然からの恵み」を享受する一方で「噴火(活火山)」という大地の怒りと一体なわけです。しかも宿泊施設は逃げようがありませんからね、その場所から。
悩ましいのは風評被害とその継続期間でしょうか。
実際にドカンと噴火したわけでもないのにイメージだけで観光客逃げちゃうし、自然相手なんで終息時期もわからない。
まあ地震災害なら将来への道筋なんとなく描けるけど、噴火の場合、1ヶ月で収まるのか、1年以上継続するのか未知数ですから。
風評被害対策は・・・
人も企業も最後に生き残るのは「環境の変化に対応」したものだけってことで、
観光&宿泊業関係者は開き直るしかないじゃないですかね。
逆転の発想で「今回の火山活動」により「箱根」が連日メディアに取り上げられた。
つまり、それだけ箱根が有名になっちゃったとプラス思考になることだってできます。(広告宣伝費無料)
だから例えば、
「今だけ噴火期間中すべての宿泊施設半額(50%)セール」するとか
「箱根旅行中に噴火したら宿泊料無料キャンペーン」実施するとか
もっと噴火と引っ掛けて自虐的なぶっとんだイベント企画してもユニークだと思います。
黒たまご復活プロジェクトとかね。
きっとニュースやSNSで拡散されると思いますよ。