ギリシャのデフォルト(EU・ユーロ離脱)とFX
最近のギリシャ情勢について、FXトレードしている個人投資家(機関投資家も)のみなさんかなり警戒してそう。
なんてったってついこの間「スイスフランショック」経験してますからね。
怖いったらありゃしないのですよ。
さすがに今回は「ギリシャが危ない、デフォルトしそうだっ!」って情報が伝わってるんで、為替レートが吹っ飛ぶようなことはないと思うけど。(しかも取引量多いユーロだし)
たぶんマーケット関係者は「デフォルトしてユーロ離脱」するならしてくれ、「支援延長するなら合意の決断」をはやく決めてくれ、はっきりしてくれとヤキモキしてるのかなと。
それとも既に市場は織り込み済みなのか・・・。
FXトレードは厳しいかも
最近のチャート見てると荒い動きが目立つような気がします。ちょっとした経済指標で上下に長いヒゲ(ろうそく足)作ったり、こういう相場って簡単にストップ刈り取られるので無駄に損失膨らましやすいです。
あと警戒すべきは突然のニュース。予定にないギリシャ関係の突発的ニュースが入るとチャート吹き飛ばす可能性あります。しかも個人投資家(FXトレーダー)には絶対に情報が伝わる前に起こります。(←これが一番怖い)
休むも相場の時期かもしれませんね。
今週の為替レートを見てみる
今週の各通貨ペアのチャートを表示してみました。
EURUSD
まずユーロドル。重要な米国の経済指標とかFOMCなんかもあってユーロ高(買い)、ドル安(売り)の流れでした。
今日は週末の金曜日(ポジション調整)の影響かドル高に動いてます。
ERUJPY
次にユーロ円です。こちらも全体的にユーロ高のトレンドを作ってます。
基本、ユーロドルと似た動きをしています。
USDJPY
ドル円チャートです。真ん中でストーンと落っこちてるのは黒田総裁の発言によるものです。
全体的にはレンジ相場っぽい。
EURGBP
ユーロポンド。おなじヨーロッパのイギリスポンドとの関係も見ておきます。
ポンドが強いですね。一方的にポンド高トレンドです。
感想
ギリシャのデフォルト&ユーロ離脱危機なのに、なぜかユーロ(対ポンドを除く)が買われるという相場でした。なぜ?
いやもしかして警戒心から大量に保有してたドルポジションを減らしている(ユーロ買い)ため、ユーロ高になってる、なんて読みもできると思います。