飛行機の機内食がまずい理由って

飛行機の機内食といえばビーフorチキン(フィッシュも)が定番。

その機内食、世間では「まずい」とか、「おいしくない」とか不平不満を言う人も多いようでして・・・、

そんな顧客のニーズに応えようと航空各社もおいしい機内食開発に力を入れているそうです。(外食チェーンとコラボなんかして)

そこで本日は「機内食」がなぜ?、どうして?まずいと感じてしまうのか。原因について個人的な考えをレポ。

1.新鮮な料理を出せない

ひとつめは機内という限られたスペースのため、厨房がないこと。料理人が作った出来立ての料理を出せないこと。

要するに機内食とは地上で調理された料理(完成品)をレンジ又はオーブンで温めて出すものであり、レストランと同レベルのおいしさを求めるのは酷であること。

2.あつあつの料理を出せない説

ふたつ目は熱い(温かい)料理に制限があること。空を飛ぶ飛行機ってどうしても不安定なわけで、新幹線と比較しても揺れ幅大きい(上下左右)し、突然の乱気流に巻き込まれるリスクもあります。

つまり、あっつあつのスープや鉄板でジュージュー焼いた肉汁たっぷりのステーキを提供できません。乱気流でひっくり返って大やけどしたら大変ですからね。

3.生の食材やスパイスを使ったメニューが出せない説

食中毒の危険がある生の食材が使えない、個性的な香りをつけるスパイス類が利用できない説。

前者は飛行中に病人を出さないためのリスク回避であり、後者は密室で匂いを充満(荷物や洋服など臭い移り)させないため規制。

機内食にカレーを提供する勇気ある航空会社はあるのか・・・。(エア・インディア、インド航空とか?)

4.乗客が空腹ではない説

これも機内食がおいしく感じない理由の一つではないかと。

普通、レストランでご飯食べる時ってお腹空いてますよね。(お腹空いてるからレストランに行く)

でも機内食は決められた時間帯に一斉に料理が配られます。(ファーストクラスは不明)

空腹の度合いによって食べ物を美味しく感じる感度、変わるんじゃないのってことです。

4.無料である説

サービスの一部として無料で提供される機内食に対する「レベル」の問題です。

例えばビジネスホテルの無料の朝食バイキングと、ホテルの有料(90分1500円とか)のランチバイキング、

料理にかけるコスト&品質&サービスに差が出るのは明らかでしょう。

乗車料金内に含まれている「無料サービス」と、お金を支払う「有料の食事」、

この心理的なモチベーションの差はあるのかもしれません。

5.優先度が低い説(エコノミークラス)

そもそも機内食ってそんなに大事なのか説。

飛行機を乗る理由って機内食がおいしいかまずいかで選ばれるのでしょうか。

安全性、利便性、価格・・・、もっと優先度の高いサービスが求められているのでは。

 

以上、5点ほど思いついた理由書いてみました。