機内食でラーメンが熱いらしい「航空各社のラーメン事情」

飛行機の機内食メニュー、航空各社は顧客ニーズに応えようとラーメン(麺類)も提供されはじめているです。

各社のラインナップを見てみると、

ANA(全日空)

博多一風堂と共同開発した「大地(みそラーメン)」、「そらとん(とんこつラーメン)」を機内食として提供。

サービス対象は国際線のファーストクラス、欧米のビジネスクラス限定だそうです。

ラーメンを上空で作る難しさってあるのでしょう。スープは地上で真空パック詰めできても、麺を絶妙な硬さに茹でるのは至難の業なのか。

JAL

AIR大勝軒「つけめん」を国際線(ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、東南アジア路線)で提供。JALは大勝軒とコラボレーションです。

対象はプレミアム・エコノミークラス&エコノミークラスだそう。

こちらは(おそらく)麺&スープとも真空パックをあたためて作ると予想。だから大量に量産できる=エコノミークラスでも食べられるってことで。

※その他JALでは「ラーメンですかい」「うどんですかい」というダジャレっぽいカップラーメンも注文できるらしい。

AIR DO(エアドゥー)

札幌の「すみれ」と共同開発したラーメン3食セット。(1000円)

エアドゥは機内食ではなく、乾麺&スープのパック(インスタント)を機内販売とのこと。

北海道系の航空会社がご当地有名ラーメン店とコラボした形です。

ラーメンはニーズありそう、でも敷居が高いのが本音?

ポイントをまとめると

  • 有名店とコラボレーションしている
  • 外国人観光客に需要があるらしい
  • 本格ラーメンはまだ敷居が高いっぽい

という感想を持ちました。

ANA、JALは国際線向けメニューってことで、増え続ける「海外からの観光客」を意識したメニュー展開なのかなと。

あとやはり、火傷リスクや調理スペースの制限から「あつあつの本格的なラーメン」を機内で提供するのは難しそうですね。

※詳細は飛行機の機内食がまずい理由って