工場見学のメリット=社員モチベーション+宣伝効果
とある企業の工場見学に行った時のこと。(浜松のウナギパイ製造工場)
窓越しに製造現場を眺めながら企業が無料で工場見学する効果(目的)について考察
社員のモチベーション
まず従業員の労働意欲の向上。(生産性向上)
観光客に製造工程を公開し、社員の働きぶりも一緒に見学してもらう。「消費者に見られる・・・」これだけで製造スタッフのワークモチベーションあがります↑。また閉鎖的な工場とは緊張感が違う、そして無意識にやりがいも生まれる。
スポーツの世界と同じかもしれません。観客がいない会場で試合するのと、満員のファンで埋め尽くされた会場で試合するのでは。
あと良い意味で監視の役割もあるかも。(SNSで拡散されるリスクあるので)不正もやりにくいしサボれないでしょう。
防犯カメラで冷たい監視するより会社と社員との信頼感を築けそうな気がします。(もちろん証拠を残すという意味で防犯カメラも設置は重要)
他人から見られる=仕事のモチベーションUP(生産性UP)の法則は応用できそうですね。
閉鎖的になりがちなレストラン厨房、オフィス、倉庫など。全面ガラス張りにしてオープンにするとか。
※二階から撮影した製造現場
製造スタッフとの距離が遠かったのが少し残念でした。衛生上の理由で中に入れないのは理解しつつ、もうすこし間近で製造工程を見たかった。あと見学者を強制的におみやげコーナーに誘導するのやめたほうがいい。
会社の宣伝効果
直接的な売り上げよりも工場見学の要はリピーター&ブランドイメージ構築だと思います。「またここに来たい」&「このメーカーの商品を買いたい」とファンになってくれるかどうか。
見学してくれた消費者が商品&サービスの固定ファンになり、長期のリピーターとなり、SNS(ブログ)などでPRしてもらえる。相乗効果が期待できるわけです。
自社工場は最強の集客宣伝ツールでしょう。多額の広告宣伝費を支払う必要もないし、無料試供品も負担は原価コストのみです。