セブンイレブンのドーナツが売れない理由

セブンのドーナツの売上が低迷してる理由・・・それは単純に

「男性が買わないから」

さらに踏み込むと、

「男性客が買うのを恥ずかしがるから」

が原因だと思うわけで。

コンビニのドーナツ販売戦略は、

  • セブンカフェ(100円コーヒー)のついでにドーナッツを一緒についで買い

を狙っているはず。

一方、セブンカフェの顧客層は

  • まずコンビニ利用者は男性客が多い(男性>女性)
  • セブンカフェ(コーヒー)は男性、特にサラリーマンが買う

と考えるのが現実的。

そもそもドーナツは「女性」向け商品(例えばミスタードーナツ、クリスピー・クリーム・ドーナツ等)であり、

「コーヒーと甘いドーナッツ」を中高年サラリーマンに売る戦略は無理があるのでは。

中高年男性がレジで、

「コーヒーひとつ、あとふわもちシュガードーナッツひとつ!」

セブンイレブンのドーナツ

(出典:セブンイレブンhttp://www.sej.co.jp/)

と注文するのは想像しがたいのです。

ただ、男性がドーナツ嫌いな訳ではなく、

「唐揚げや中華まん」と比べて「注文しづらい」「どこか恥ずかしい」という抵抗感が根底にあるような気がします。

男でも買いやすいドーナツ

そこで中高年の男性でも簡単に買いやすいドーナッツは何か・・・

パンコーナーと一緒に陳列する

まずパンの陳列棚にドーナツを並べる(1個1個袋に入れて)。菓子パンの延長線上にドーナツ売ってますみたいに。

出来立てではないので味(鮮度)は落ちるかもしれないけど、これならおじさんでも気軽に購入できるでしょう。

惣菜ドーナツを開発する

ドーナツは甘いもの、という常識を壊す。

「照り焼き風チキンドーナツ」や「無糖ブラックチョコドーナツ」など。

甘いドーナツと一緒に「男性向けドーナツ」を売ると買いやすくなるかも。