ピーチの次はバニラエア。ANAのLCCは女性客をターゲットか

LCCバニラエアー

マレーシア大手の航空会社エアアジアとANA(全日空)が合弁でつくったエアアジアジャパン。前から不採算で合弁会社を解消しANAがエアアジアジャパンを引き継ぐと言ってましたが、解消後の新ブランド名に「バニラエア」のネーミングが採用されるみたいです。

路線を国際線リゾートに特化?

報道によると、成田空港発着で国際線のリゾート観光地に特化して路線を展開するらしいです。
中距離でリゾートというとやっぱり「ハワイ」「グァム」「サイパン」「バリ」あたりでしょうか。
そして国内線は縮小するそうです。撤退とは書いていないのでおそらく稼ぎ頭の路線に集中させるのかと。

オセアニア方面、オーストラリアやニュージーランドは強力なジェットスターがいるので参入しないかもしれません。
ホームページで調べて見たところ、逆にジェットスターは東南アジア路線が弱そうな印象を受けました。(成田発の場合)

価格は格安?

気になる価格はまだ発表されてませんが、成田でLCCといえば最大のライバルであるジェットスタージャパンを意識しているはず。
ちなみにジェットスターの成田-関西空港間は最安で片道4000円前後でした。(もちろん季節によって価格は変動します)

ピーチの次はバニラ。女性客をターゲットか

バニラエアと可愛らしいネーミングにした時点でその狙いがはっきりしていると思います。
ANAのLCC(ローコストキャリア)のブランド、「ピーチ」に続き「バニラエア」+リゾート路線となればど直球で若い女性客をメインターゲットでしょう。
格安で気軽に乗れて、短期間遊べて(金曜夜出発、土曜日楽しんで、日曜日夜帰国)、現地ショッピングを楽しむ・・・。
こんな利用者層がイメージできます。