コミックマーケットに来ている外国人観光客を考察
前回、はじめて行ったコミックマーケットの記事のつづきで、ついでに海外からの観光客ってどのくらい来場しているのかちょっと会場内を歩きながら調べてみました。
はたして外国人を惹きつける観光コンテンツとしてのコミケの可能性は・・・。
海外からの来場者数の雑感
すべてのエリアを歩き回って観察してみたところ「外国人観光客はまばら」っていう印象。
目立つほど多くはなく、かといって全く見ないわけでもない。会場内を歩いていると「ポツリ、ポツリ」と見かける程度でした。もしかしたらイベントが年末開催っていう理由もあるかもしれません。(夏だったらもっと多かったかも)
もっと海外からのアニメファンが来ているイメージを持ってたのですが。予想外でしたね。
アジア、欧米が多い?
地域別の来場者は東アジア圏(中国、韓国、台湾、香港あたり)、ヨーロッパ、アメリカ(北米)の人が目立ちました。
尚、ひとりひとり「どこの国から来ましたか?」なんてインタビューしてないので、具体的な国名まではわかりません。
ただ、飛び交う言語は「中国語、韓国語、英語」がほとんどでしたね。
一方、東南アジアからと思われる観光客とは出会いませんでした。(あくまでも私が見た範囲内では)
見かけたエリア
海外からの観光客を多く見かけたエリアについて、なんとなくですけど欧米人はコスプレエリア、アジア人は企業ブース&個人ブースでした。これは国や地域によって来場目的に傾向があるのかもしれません。例えば、アニメなどの買い物を目的としたアジア圏の人々、ファッションや文化を楽しみたいヨーロッパ、北米圏の人々。そんな見方もできると思います。
コミックマーケット来場目的
あくまで個人的な考えによるコミックマーケットに来る海外観光客の目的を分析したもの。
1.コスプレ参加型
自らコスプレのファッションを着飾って撮影会に参加するタイプ。実際、何人かコスプレ姿の外国人を見かけました。
2.アニメファン
アニメ関係のグッズなどショッピングを目的に来る観光客。(東アジア圏からが多い?)
3.ファッション
コスプレファッションを見たいor撮影するために来場する人。
4.単純観光型
単純にコミケってなんか面白そうだから、好奇心からの観光で来場する人。
たぶん上記の4タイプくらいに分類できるかと思います。
で、もっとも集客しているのはやはり「コスプレ関連(撮影する側&される側)」なんですね。
この辺をYoutubeや英語メディアを使ってPRしていくと、さらに海外からの観光客増に期待できそうです。