マクドナルドの客数が激減していて驚いた。でも売上回復は時間の問題?

マクドナルド

普段よく通る街道沿いにあるマクドナルド。この地域周辺には1店舗しかなく、しかもちょっとした大型店とあってにぎわっていたのですが・・・。

今日、ちょうどお昼時(13時頃かな)に通ったらお客さんの入りが悪くて正直驚きました。ここまで中国産チキンの影響があるのかと。

問題の報道が出る以前のこの店舗は、

  • 平日の昼時はけっこう混雑。(ただそんなに待たない)
  • 土曜日、日曜日の昼時は駐車場満車、2レーンあるドライブスルーも混雑(待ち時間10分~)
  • 最悪の場合ドライブスルー待ちの車が道路にまであふれる。(混みすぎて買うのあきらめる客多数)

なんて状態だったのが、

今日のマクドナルドは、

  • 駐車場は多少の車で埋まっている。
  • ドライブスルーは1台も並んでいない。
  • 駐輪場に止まっている自転車、数台・・・。

というありさま。

一瞬、お盆休みでみんな旅行に出かけてるのかな?と頭をよぎったのですが、近くのショッピングモールは満車だし、夏休みはマクドナルド最大のかき入れ時ですよね。

マクドナルドの株価

マクドナルド株価

※出典:yahooファイナンス

7月後半の中国産鶏肉問題から一気に暴落してしまっていますね。8月11日現在も株価の回復は見込めず下げ止まり状態です。(投資家は様子見か)

しかし6月中頃から25日移動平均線を割り込んでいることから、ニュースでチキン問題が取り上げる前からゆるやかな下落トレンドだったのがわかります。

今回の不祥事について、マクドナルド側は上海福喜食品に裏切られたという思いが強いのでしょうが、一方消費者にっとては「どこ産だかわからないチキンを食べさせられた」マクドナルドに裏切られたという構図になっているわけです。

ニュースのインタビュー映像でも「もうマクドナルドには2度と行かない」なんて答えている一般人も。

売上回復は時間の問題の気もする

そんなわけで「今現在」は客数激減でピンチなマクドナルドですが、数ヵ月後には7月前半の売上まで回復してくるような気もします。

その理由

1.熱しやすく冷めやすい報道

過去の例、不二家・白い恋人・赤福など大々的に報道された食品問題でも数ヵ月後にはニュースで忘れ去られ、人々の記憶からも忘れ去られ、いつの間にか普段どおりに買い物をしている消費者。マクドナルドも同じ道をたどると思う。

2.致命的な不祥事ではない

日本マクドナルド向けの商品に不衛生又は賞味期限切れのチキンを使ったのではないか疑惑であり(中国政府は否定しているようですが)、実際に食中毒など致命的な事故・事件を起こしていない。(不二家の例に近い)

3.依存症にも近いハンバーガーの味

マクドナルドの強みの1つはリーズナブルな価格とリピート率の高さ。「ひさしぶりにハンバーガー食べたいっ」とマック依存症にも近いリピーターが多いです。そして一回食べるとなぜか数日後にもマクドナルドに行きたくなるのです。

といったこと。

株価もその内に回復するのでは。

投資は「安く買って高く売る」のが基本、もしかしたら今がマクドナルド株の買い時かも。