ピアスの意味。イヤリングとの違いなどまとめ。
ピアスとイヤリングの違い
ピアスとイヤリングの違う点について分析してみました。
こうして見ると「ピアスの穴を開けるのは痛そうで怖いイヤリング派の人」
「ピアスの方がたくさん種類があって、付けるも楽というピアス派の人」
どちらにもメリットとデメリットがありそうです。
■ピアスとは。そのメリット、デメリット
- 体の一部にホール(穴)を開けて通すアクセサリー(装飾品)
- 一度穴を空けてしまえば装着が簡単。
- 耳ピアスのほかヘソピアス、眉ピアス、鼻ピアス、口ピアス、舌ピアスなど体の様々な部位にも付けられる。いわゆるボディーピアス。
- 定番のフック式ピアス、フープピアス、アメリカンピアスなど様々なデザインがある。
- アクセサリーショップでは品数豊富。(イヤリングに比べて)
- 体質によって金属アレルギーになることも。
- 間違ったピアッシングをすると感染症および化膿、炎症を起こすことも。
- イヤリングよりも割安で買える。
■イヤリングとは。そのメリット、デメリット
- 耳にバネやネジ、マグネットなどで留めるアクセサリー
- 耳以外の体の一部につけるイヤリングはない。(聞いたことがない。そもそも耳に付けるからイヤリング?)
- イヤリングポストのデザインが限定されている(多くの種類がない)
- イヤリングを売っているショップが少ない。
- 体を傷つけないので子供でも使える。感染症のリスクも少ない。
- 人によってイヤリング(クリップ部分)を痛いと感じることも。
- ピアスより落としやすい。紛失しやすい。
- ピアスより若干価格が高い。イヤリングポストが割高。
- 人によってはイヤリングを恥ずかしいと感じる(ピアス派が主流のためか?)
ピアスの意味と英語
そもそもピアスとは和製英語、日本特有のジャパニーズイングリッシュ。ピアスを英語で直訳すると「穴を開ける」「突き刺す」「貫通させる」という意味になります。
日本で言うピアスを英語にすると、そのままイヤリング(earrings)とかピアッスドイヤリング(pierced earrings)という単語が使われています。
また日本語で言うイヤリング(穴を開けない)のことを英語ではクリップオンイヤリング(clip-on-earrings)なんかで表現されています。
ちなみに英語だとイヤリング(earring)ではなくイヤリングス(earrings)と複数系になっています。イヤリングは両耳(2個)に付けるから複数形なのでしょうか?日本人からすると単数形、複数形の表記は難しいです。
ピアス派、イヤリング派
欧米、日本をはじめ最近ではピアス派が主流になっています。
個人的にはピアスを付けている女性でも、イヤリングを付けている女性でも特に気にならないのですが、イヤリング派の人によっては「かっこ悪く見られないか」「ダサい思われていないか」と世間の声に敏感な人もいるようです。そんな方のためにピアス風に見えるフープイヤリング、ノンホールピアスのようなイヤリングポストなるものも登場しています。
世の中にピアス派が増える理由の1つは「ピアスの方が種類、デザインが豊富、低価格」にあることです。
そして種類とデザインが豊富にある原因はポストに掛かるコスト差にあるようで、
例えば、ピアスポストに比べイヤリングポストはバネ・ネジで留める機能が必要なため、デザインに制限があり複雑な構造な分だけ製造コストが割高です。
要するに、
デザイン自由度が高く、コストの安いピアスポスト → メーカーがピアスを生産 → ピアスの種類が増える → みんながピアスを買う → よりコストが下がりピアス商品が増える
という循環が発生しているのです。