やはり懐かしいレトロな観光スポットは中高年層に人気
静岡県にある有名観光スポットの1つ、大井川鉄道のSL。
車内にて観光客の年齢性別傾向を見たところ、やはり中高年齢層グループに人気があるようでした。
- 中高年の女性:4割
- 中高年の男性:3割
- 家族(子供含む):2割
- その他:1割
全体的に客層の雰囲気はこのような感じ。
あと一人旅観光客はほぼゼロ。3-4人の集団が圧倒的に多かった。(日曜日だった理由もあるかも)
SL乗車体験は一人旅でも楽しめそうなのになぜ?
外国人観光客がいない
もうひとつ興味深かったのは、
「外国人観光客」もほとんど見かけませんでした。
乗客の過半数は日本人。
中国語が飛び交うこともなく欧米系の旅行者を発見することもなく・・・
富士山には中国人旅行者が集団でわんさか来ているというのに、
SL鉄道は魅力がない、又はまだ観光地として認知されていないようです。
※普通に海外でもSL鉄道あるので、別に日本へ来てまで乗りたい需要ないのか。
和風とレトロは違うのかもしれない
昔なつかしいレトロな観光地は日本人(中高年)を引寄せるのに対し、外国人には魅力的に映らない。
つまり「日本的な和風」と「レトロ・アンティーク」は微妙に感覚が違うのかもしれません。
例えば、
SLや昔の玩具(メンコ、ベーゴマとか)はレトロ。たぶん横浜や神戸にあるアンティーク建築も洋風なレトロに分類されると思います。
一方で古民家、古寺、日本刀など日本的な要素が加わったものは和風。
では外国人観光客に人気の新宿ゴールデン街は・・・というと和風的なレトロ?なのか微妙。難しい・・・。
どうもこの「違い」によって外国人or日本人観光客層の好みが分かれるようです。