プラスチックの接着剤ウルトラ多用途SUボンド評価
ガラス素材と同様に最もくっつきにくい素材、それはプラスチック。
「ポリプロピレン」、「ポリエチレン」類。
最初、コストパフォーマンスを考え100円ショップの瞬間接着剤で試してみるも簡単に剥がれ落ち、
それならゼリー状瞬間ならどうかと挑戦するもくっつかない・・・。結局、2つとも無駄づかいした結果となりました。
そこでホームセンターで探し回って発見したのがこれ、
プレミアムソフト ウルトラ多用途SUボンド
価格は450円~500円ほど。少々高めですが容量(25ml)とたっぷり入っています。
コニシ株式会社が製造(日本製)。成分はシリル化ウレタン樹脂100%。
接着できる素材は「金属、ガラス、コンクリート、タイル、陶磁器、発砲スチロール、木材、ポリプロピレン、ポリエチレン、硬質プラスティック、塩化ビニール、合成ゴム、革製品、布、フェルト素材」
一方、接着できないものもあり「フッ素樹脂、貴金属、高価格品」類だそう。
それ以外はすべてOK!
※金属は接着できて、貴金属はできない理由が不明です。あと高価格品?とは何を指すのか。もしかすると賠償訴訟逃れ?
それといつも使う接着剤を発泡スチロールに付着させると溶けてしまうのですが、この商品は大丈夫なようです。(成分が違うのかも)
ペットボトルで試してみる
早速、身近にあったペットボトルで試してみることに。まずプラスチックのキャップに接着剤を塗ります。
色は無色透明。ソフトなゼリー状でツンとする強烈なニオイ・異臭もありません。
ペットボトル同士をくっつけてみました。説明書によると15分で動きが止まり、3時間で強度が付き、完全に固まるまで24時間(1日)掛かるとのこと。
翌日24時間後、このとおり。完全にキャップ同士接着しました。ソフトタイプの接着剤なので衝撃にも強そうな感じ。
片方(下)のペットボトルに水道水満タン入れてみました(500ml)
これでも全く剥がれ落ちる気配なし。固着強度は最高。
高価格帯の接着剤の存在価値
プラスチックやガラス素材を接着するには、それ専門の特別なボンドじゃないとくっつかない。
100円ショップの瞬間接着剤により「(ホームセンター等で販売)高めボンドはすべて駆逐される」わけではない・・・ことを学びました。