ビジネスホテルの朝食でリピーター獲得&競合との差別化
ビジネスホテルの宿泊客が求める朝食とはなんだろう…、という話。
とあるビジネスホテルに宿泊した時に食べた朝食の写真。
この日は気分的に洋食を欲していたようで「パン3つ」、「果物(カットフルーツ)」、「野菜ジュース」、「コーンスープ」を選択。
その他シリアルや和食(ごはん、味噌汁、焼き魚)なども多数用意されており、バイキング形式で好きなものをピックアップするシステムで、もちろんおかわり自由。
朝食のおいしさ
このビジネスホテルの朝食レベルは高かったです。
パンもスープも普通においしい。
和食系には手を付けなかったけど、同じく満足できる食事内容だったでしょう。
クレーム、不満は一切ありませんでした。
再び宿泊するか
それではまたこのホテルに泊まって食事したいか?
リピーターになるか?
と問われたら…たぶんNO、難しい。
確かに「おいしい」けれど、一定の満足水準に収まっている感じ。
ホテル側も「不評、クレーム」が出ないよう無難なメニューを提供している感じ。
ビジネスホテルに泊まる客はこの程度の料理で満足するだろう的なですね。
洗練された朝食なら差別化できると思った
「旅行」、「仕事の出張」で利用するだけの単なる「宿泊施設」ではなく、
ここの朝食を食べたい、そのためにこのホテルを予約する、みたいな。
魅力的な朝食を提供はリピーター獲得の武器になると思います。
そんな最高の朝食を開発するには、おそらく和食から洋食までなんでも揃えるバイキング式では難しいでしょう。
手間も時間もかかりますからね。
一品で勝負
ポイントは「選択と集中」だと思います。
「カレー」なら「カレー一品だけ」。「パン」なら「一種類のパンのみ」
「うちのホテルでは、ここでしか食べられない世界一の朝食カレー出します」をウリにすれば、熱烈なリピーターが増えてくるはず。
今のビジネスホテル業界は「価格競争」、「立地条件」、「設備・サービス」で競い合い、消耗し合っているような気がします。