売上&数字だけの目標管理は限界なのかもしれない件
まあ企業の業績も、社員の仕事の成果も、学校の成績も「結果」がすべてなんですけどね。
わかってます、わかっちゃいるけど・・・、
しかし最近の大企業によるあまりに酷い不祥事見てるとね〜
ほんと「数字(売上)」だけの目標管理、限界にきてるんじゃないのかって。
例えばこんな感じ、
- フォルクスワーゲン排ガス不正問題
- 旭化成建材のマンション基礎工事データ改ざん問題
- 東洋ゴムの防振ゴム、免震ゴムの性能偽装問題
もしバレて問題発覚したら長年築き上げてきたブランド、ズッタズタのボッロボロになるのわかっているはずなのに。
会社の存続も、社員の身分も危うくなるのわかっているはずなのに・・・。(いや組織内の論理だと想像力欠如するのか)
ブラックな手法に手を染めてしまうのですね。
もし「顧客のため」が目標になっていたら絶対に起こらない問題のはず。
で、結局これら不祥事の根本的な原因を突き詰めると、、これ「数字による目標管理(売上至上主義)」がガンではないかと。
数字で目標管理するデメリット
5年〜10年と長い目で見る信頼よりも、短期的な利益なんですよ。
結果のためなら不正に手を出す者も出てくるし、
数字にならない非効率的な作業は評価されないのでやらなくなるわけです。
じゃあ代わりになる目標管理はあるかというと、
難しい・・・。「行動」による目標管理みたいなものがあるらしいけど、
たぶん完璧な目標管理方法はない。
そもそも、あったら企業が既に取り入れてますよね。
でもなんだろう「企業の使命(ミッション)」や「個人の意欲」を第一目標にして、第二目標を「数字の結果」にする。
結果として数字が伴うような管理方法はひとつの可能性を感じます。
綺麗ごとですかね。