犬の老人ホーム、老犬ホームの需要が多いらしい
イオンのグループ会社「イオンペット」が犬の介護施設いわゆる老犬ホームのサービスを開始するらしいです。
千葉のイオンモール内で20匹程度、価格は月額10万円程度だそう。(ちょっと高いような気がする)
これは取り合えず老犬ホームの需要があるか、イオンペットのテストマーケティング的なサービスなのかもしれません。
老犬ホームのニーズって
犬が高齢化してきたとか、犬が長生きするようになって介護施設が必要になったというより、飼い主側の環境が変わったのが大きいでしょう。昔(今もいるけど)は家族でペットを飼って世話をするのが一般的だったけど、現在は単身世帯や高齢者夫婦で犬を飼う(又は飼いたい)けど24時間付き添ってやれない→老犬ホームのサービスを利用したいという流れだと思います。
老犬サービス品質と価格
私の思う一般消費者感覚の老犬ホーム利用料は月額2~3万円+ドックフード代+薬代(医療費)程度が理想だと思います。年間36万円。これくらいだと負担も重くなく一般に広く普及していきそうです。
施設運営する側は月額1匹3万円ってどうなんでしょう。土地代、施設代のほかに介護には人件費が掛かります。土地やスペースは自然豊かな田舎であれば低コストで運営できそうです。問題は人件費ですか、介護者一人あたり何匹の犬の面倒を見るか。60匹に一人の介護者と30匹に一人の介護者では人件費が倍になります。ただし、60匹と30匹では1匹あたりの面倒を見られる時間、いわゆるサービス品質が当然変わってきます。つまり安かろう悪かろう的なサービスが提供される可能性もあるわけで、その辺は利用者側と経営者側の姿勢が求められそうです。