高級スポーツブランド戦略のadidasとUnder Armour店舗
一般的なスポーツ用品店(ブランド)のショップというと、店舗入り口に激安のワゴンセール品をたっぷり陳列して、
「ブランドTシャツ 1500円」とか、「ランニングシューズ 1980円」「ソックス6足セット990円」とか、SALEと書かれたど派手なPOPと一緒に並んでるイメージなのですが、
ここ渋谷駅周辺のスポーツブランドが展開する直営店は、高級感のある「ハイブランド」を演出する店舗ディスプレイで攻めているようです。
とりあえず目立っていたショップエントランスをカメラでパシャり。
Adidas/アディダスパフォーマンスセンター渋谷
まずはアディダスの店舗エントランス。
アディダスのポイントである縦三本の白線が天井から店舗内部に延びているデザインです。
入り口の石畳、店舗外観ともブラックで統一されてますね。
目立つ赤色のポップ広告は一ヶ所のみありました。
アディダスのフロアガイドです。不思議なことに日本語表記がありません。英語と下にちっちゃく中国語、韓国語で説明されてます。
まあ英語でだいたいわかるでしょ!ってことです。これもブランドイメージの演出なんですかね。
アンダーアーマー/Under Armour クラブハウス渋谷
アンダーアーマー渋谷店です。店舗外観の上部にシンプルなブランドロゴ&マーク。全体はブラックとホワイトでデザインされ清潔感がある印象を持ちました。
気になったのはアディダスのショップに比べて店舗出入り口が狭い。
これってどうなんだろう。心理的に入店しづらいような気もする。
ハイブランド店舗ディスプレイの共通
ブランドに高級感を演出する店舗イメージに共通することを抽出してみました。
- 店舗エントランス付近にごちゃごちゃしたSALE品を陳列しない(空間もったいないけど無駄なものは排除)
- もちろんアルバイト募集中のような貼紙もNG
- 入店するとすぐにブランドを代表する旬なアイテムを身に着けたマネキン&オブジェが出迎える
- ブラックを基調にしたデザイン
ってとろこでしょうか。