タクシーの利用客が増加する天気。天候が急変(雨)するとタクシーに乗る

タクシーと天気の関係

タクシーと天気の関係

雨とタクシーの利用ニーズはとても関係が深くて、お天気を上手にマーケティング分析すればタクシーの売上を増加させられるのでは?という話です。

駅からの交通手段

電車で最寄の駅に着き駅構内から出たとき外が雨だったらどうしますか。

1.バックの中に入れといた折り畳み傘を使って帰宅

2.バスを使って自宅近くまでたどり着く(傘なし)

3.雨にぬれて帰る

4.家族に車で迎えに来てもらう

5.タクシーに乗る

6.雨がやむまでカフェやショッピングモールで時間つぶし

7.コンビニなどで傘を買って帰宅する

など、いくつか目的地にたどり着くまでの選択肢or交通手段があるわけです。

では「どのような雨」が降ればみんなタクシーに乗るのかを考えてみました。

天気予報がハズれた方が乗客が増える可能性

前日の天気予報で雨であることをわかっていた場合、または朝から雨が降っていた場合、こんな日はタクシー乗客数に変化は見られなさそう。

なぜならみんな雨傘なりを準備して外出するから。タクシーに乗る必要はありません。

では天気予報がはずれて朝は晴れていたのに帰宅時間に雨が降っていた場合はどうかというと、1~7の選択肢の内、1.の傘を使って帰宅する方法はなくなります。つまり2~7に絞られる。それと雨の日のバスは大混雑します。普段、自転車や徒歩で帰っている人もバスに流れ込んできますからね。この辺もバスからのおこぼれを貰えるタクシーに有利な条件となるでしょう。

ゲリラ豪雨、雷雨ほどタクシーを利用する

シトシト雨より雷をともなった激しい雨がタクシーを有利に。日中の乗客が少なくなる時間帯のゲリラ豪雨はタクシーにとって最強のかき入れ時でしょう。

想像してみてください、豪雨の中、傘を差して歩いて帰りますか?雷雨の中バス停で列に並びますか?

そう、徒歩やバスといった帰宅手段は一気になくなって、残された手段は「タクシーに乗る」、「家族に車で迎えに来てもらう」、「駅周辺で時間をつぶす」と選択肢は限られるはず。

豪雨とタクシーの売上を上げる方法ヒント

ゲリラ豪雨を上手く捉え、駅周辺で効率的な営業すればタクシーの売上を上げるヒントとなりそうなんですね。

例えばゲリラ豪雨の場合、今いる駅では大雨でも、隣の駅では晴れているケースがありピンポイントで雨の降っている場所を特定しなければなりません。そこで一番簡単なのはウェザーニュース(又はお天気アプリ)等のサイトを利用すること。雨雲レーダーが雨の降っている場所をリアルタイムで教えてくれます。こうしたITを使って豪雨地点の駅を次々に移動していけば効率的にお客獲得できそう。業界大手のタクシー会社なんかはもう使っているんでしょうけど。