日本のクリスマス商戦&市場をビジネス分野で分けてみた
日本のクリスマス商戦をビジネス的に考えるコーナー。
クリスマスイベントで動く巨大消費を主に3つのビジネス分野で分けてみました。
1.イベント&観光産業
まずはクリスマスイベントや観光関連のビジネス。典型的なのはホテルなどの宿泊施設&イルミネーションイベントです。
イベント系ではさらに2つに分類できて、1つはテーマパーク型イベント。例えばディズニーランドのような入場料で収益化するタイプ。
もう1つは集客型イルミネーションイベント。街やエリアをライトアップしてたくさん人を集めるタイプ。入場料とかもちろん無料、その代わり周辺施設で商売するビジネスです。レストラン&ファッションなど人が集まればお金もたくさん落としてくれるでしょ戦略。
でも最近は日本中でイルミネーションイベントやってるので競争が激しそうなんですね。だから集客効果としてどうなんだろうってところ。
LEDライト設置するだけだからイベント自体の運営コストは掛からないと思うけど・・・。
2.グッズ&プレゼント市場
次に、クリスマスグッズやクリスマスプレゼント市場。
クリスマスツリーにはじまって、ドンキで売ってそうなパーティーグッズ、おもちゃやジュエリーなどプレゼント商品などです。
クリスマスって言えば、この「グッズやプレゼント」が主役であり最も消費が大きい分野だと思うんですが、
「クリスマス商戦に思う、クリスマス関連グッズの仕入れと在庫リスク」のブログを書いた通り、この分野はビジネス的にはあまり美味しい商売ではないのかもしれません。(・・・と個人的に考えてます)
3.食品・飲料市場
最後にクリスマス関連の食品&飲料ビジネスです。
外食産業、クリスマスケーキ、アルコール飲料(シャンパン)など飲み食いする市場。中でも一番儲かりそうなのはクリスマスケーキだと予想。
近年ではケンタッキーフライドチキンが強引に?、「クリスマス→七面鳥→フライドチキン」にイメージ作りをしてますね。通常販売している定番のフライドチキンだったらクリスマス翌日でも売れますからね。クリスマスケーキと違って在庫リスク無しです。
「イベント当日しか売れない商品」か、それとも「イベント翌日でも普通に売れる商品」か、これってすごい重要ですよね。