MT4チャートが動かない、サーバーに接続できない原因と対策
MT4を起動させてもサーバーにつながらなくなった、又は動いていたチャートが突然停止してしまった、
そんなトラブル発生時の原因と対策について。
チャートのフリーズ、サーバー回線不通の原因
主なトラブル原因は以下の5点。
1.MT4起動中に突然切れた場合
普通に動いていたチャートが「ビヨヨ~ン」という音が鳴って突然更新が止まった場合。デモ口座のサーバーがパンクした可能性が高いです。サーバーへのアクセス数急増というより、経済指標など一次的な為替レートの大変動によりサーバーが処理しきれなくなるようです。特に米国の雇用統計やFOMC関連の指標発表時に起こります。(いや、かなり高い確率で発生します。90%以上)
解決方法
しかたなくじ〜っと待つ。5分〜10分程度待てば接続復旧するのでしばらく待ちましょう。
他のデモ口座に乗り換える方法もありますけど・・・。たぶん乗り換えた先も回線切断されていると思う。
2.MT4デモ口座の期限切れ(起動時に回線不通と表示)
メタトレーダー4を起動させても何も反応しない場合、画面右下の「接続状況」を見てください。ここ「回線不通」となってたらサーバーへの接続に何らかの問題が発生しています。
で、最も多い原因は「デモ口座の期限切れ」。
このデモ口座、およそ30日(1カ月間)という有効期間があります。その有効期限を過ぎるとサーバーへ接続できなくなります。
解決方法
答えは簡単。もう一度、口座の再申請します。
MT4のデモ口座は何度でも申請できます。
3.Metatrader4取引サービスの終了
以下のような理由で突然使えなくなるケースもあります。
- FX会社が倒産した。
- FX会社が吸収合併した。
- Metatrader4での取引サービスを終了した。
最近ではアルパリの破たんによりMT4口座が閉鎖されました。またマネックス、YJFXなどもサービスを終了しています。
解決方法
メタトレーダー4で取引できる業者を見つけて乗り換えましょう。
4.マーケットが休日
笑い話になってしまいますけど、マーケットが開いていない休日(土曜日・日曜日)はチャート動いてくれません。
解決方法
月曜日になるまで待ちましょう。
※ちなみに休日でも回線だけ接続できる業者もあります。(過去のレート更新してくれます)
5.インジケーターの詰め込み過ぎ
回線が繋がっているのにも関わらず、チャートが更新してくれない場合、
インジケーターの詰め込み過ぎ、いわゆる重すぎてフリーズしてしまった理由が考えられます。
基本的にメタトレーダー4は古いPCでも軽量サクサク動いてくれますが、インジケーターを入れすぎると負荷が多くなり動きが鈍くなります。
解決方法
どのインジケータが負荷を掛けているか、ひとつひとつ削除し様子を見ましょう。
まとめ
1.のサーバーの切断、2.の期限切れは無料のデモ口座で発生するトラブルです。
安定したMetatrader4でトレードしたいようでしたら、本番用の口座開設をおすすめいたします。