｢為替予想｣どこまで円高が続くか。ドル強し。

今月の為替予想、ドル円チャートをテクニカル的に分析し｢どこまで円高が進むか｣予測してみました。

為替のトレンド＆傾向

先月（29日）に日銀がマイナス金利政策を決定。

それと同時にチャートが急上昇、日本円が大きく売られ円安が進行しました。（一瞬だけ）

しかし、同日（29日）に発表されたアメリカGDPが予想以上に悪かった為か、2月に入ると米ドルが売られ円高方向に流れがシフトしています。

それではチャートを見ていきます。

日足ドル円チャートと3本の移動平均線です。まず赤い丸を囲ったポイントに注目。

日銀のマイナス金利ニュースで一気にチャートが上昇（円安ドル高）したものの、1ドル１２１円63銭付近の赤い線200MAでブロック（抵抗線）され、反発→押し返されているのが確認できます。

現在は青線の20MAも下にブレイク、円高ドル安が進行しています。

ただ先月の安値を割り込んでないため再び浮上する可能性もあり。

ドル円の週足チャートです。現在のレートは20MAより下に位置してますね。

というか週レベルで流れを見ると若干落としている（円高方向）もののレンジ相場っぽいです。

月足ドル円チャートです。ちょうど青線20MAラインと重なっています。この移動平均線がサポートライン（抵抗線）となって反発し、ドルが買われ上昇に転じる可能性あります。

月足レベルでチャートを見るとまだ円安ドル高のトレンドを継続しています。（もしかして今が正念場？）

最後にドル円のマンスリーピボット（月足Pivot）を表示しました。

現在、為替レートは119円50～60銭付近のピボットポイントを割り込み、Ｓ１（サポートライン）あたりで抵抗しているようです。（売りが強いのでこの線も割りそうな雰囲気）

それでは今月の｢どこまで円高（ドル安）が進むか｣又は｢どこまで円安（ドル高）が進むか｣の予想。

113円後半～114円後半が１つ目安となりそうです。

でしょうか・・・。その前にPivotポイントや日足の20MAなど抵抗線があるので上げ予想はちょっと難しいです。

なにか爆発的にドルを買う（又は円を売る）材料がないと。