円安、円高とは。その意味とドル円チャートの見方

わかりにくい「円安」「円高」の覚え方と、ドル円チャートの見方を簡単にまとめ。

円相場はチャートと一緒に覚えると理解しやすく迷いもなくなります。

米ドル円の円安、円高の意味

ユーロ(EUR)やポンド(GBP)など他通貨に対しても円安、円高と表現するが・・・、基本的に対米ドルと比較されます。

そこで「価値が上がった下がった云々」と難しく考えず、

「1ドルを何円で買えるか」で覚えるとわかりやすくなります。

例えば

1ドル買うのにどちらが多くお金(日本円)必要かというと、1ドル=100円の方です。

つまりドルが高く、円の価値が安くなっているのです。

これが「円安ドル高」。

1ドル110円、1ドル120円、1ドル130円になるほどたくさんの日本円をたくさん支払う必要があり円安が進行していきます。

その反対が「円高」。

1ドル買うのに90円、80円、70円と下がっていくほど、少ない金額で1ドルが購入できます。つまり円の価値が高くなります。

USD/JPY(ドル円)チャートから円安、円高を見てみようと思います。

下のチャートは通貨ペアUSD/JPYの1時間足。

通貨ペアは左側通貨をベースに見るので(ここではUSD)

※詳細はチャートの見方を参考にしてください。

米ドル(USD)の価値が上昇してます。(逆に円の価値は下落)

つまりドル高です。

ドル高ということは、一方の円の価値は下落しています。

これが円安です。「円安ドル高」

↓今度はアメリカドルが下落しているチャートの場合、

ドルの価値が落ちているので「ドル安」となります。反対に円の価値の上昇を意味します。

これが「円高ドル安」。

以上、チャートの見方も一緒に覚えると理解しやすいかと思います。