為替予想-ドル高円安はどこまで続くか12月編
12月の為替動向をチャートのテクニカル分析から予想。
先月の予測は以下の通りでした。
今月は年末であること、FOMCの利上げが予想されることなど重要な転換点になる可能性あり。
日足ドル円チャート
- 赤線=20MA(短期移動平均線)
- 青色=200MA(中期移動平均線)
- 黄色=500MA(長期移動平均線)
ドル円の日足チャートです。昨日大きく円が買われ(ドル売り)下落したものの、200MAを抵抗線としてなんとか踏みとどまっています。もしこの移動平均線を下にブレイクするようなら円高ドル安方向へ大きな調整が入るのか・・・。
週足ドル円チャート
週足のUSDJPYチャートです。こちらも短期20MA(121円70銭)付近での攻防です。週足チャートからだとレンジ相場のようで。ドル高or円高どちらに進行するのかの判断は難しいでしょう。
月足ドル円チャート
マンスリーチャートです。長期間にわたりドル買い優勢後、ここ数ヶ月は一定のレンジ幅を往復してるのがわかります。
ただ移動平均線3本の上に位置しているので「ドル高&円安」の流れがまだ継続していると判断して良いでしょう。
PIVOTポイントで分析
月足ピボットの分析です。昨日、マンスリーピボットポイント(122円36.2銭)を突破してしまいました。
一応、サポートラインのS1(120円98銭)で反発してます・・・。
もしかすると円高ドル安へトレンドが転換したかも。
為替予想
最後に「いつまでドル高円安が進むのか」を予測した結果は、
ドル高円安(チャート上昇)の場合
- ピボットR1の1ドル124円50銭付近
- ピボットR2の1ドル125円80銭付近
あたりが目安となりそうです。
円高ドル安(チャート下落)の場合
- ピボットS2の1ドル118円85銭付近
- 月足チャート20M(赤線)の1ドル116円10銭付近
までが妥当かなと。
今月はFOMCの利上げという一大イベントがあります。そこで為替がどう反応するか・・・相場荒れるのか。
ちなみに(万が一)「FOMC利上げ見送り」の結果になると、
金融緩和継続→ドル売り
になるはず。