株価下落と安全資産の金(ゴールド)&銀&プラチナの相関は…
ご存知の通り中国の経済先行き不安と米国の利上げ警戒感から世界中の株価が乱高下(暴落)してます。
そのような不安定なマーケットの中で貴金属系の反応を調べてみました。
とりあえず株価の動き、
ダウ平均
出典:http://stockcharts.com
世界を代表する指標ということでダウ平均株価から。先月中旬から後半にかけて一方的な下落基調になってます。
中長期200MA(移動平均線)、短期20MAどちらも割り込んでしまいました。
金(ゴールド)価格
出典:http://stockcharts.com
リスク回避の安全資産と言われる金(ゴールド)の先物です。全体的に下落トレンドなものの先月中ごろから上昇する兆しを見せています。最近では短期の20移動平均線を突破しました。
ダウ平均の暴落時期と反比例する流れ、逆相関関係です。これは安全資産として金が注目されてると捉えるべきか。
銀(シルバー)
出典:http://stockcharts.com
同じ貴金属系の銀(シルバー)価格です。短期20MAは上にブレイクしたものの下落orレンジ相場を脱しきれていないっぽい。チャートを比べてわかるように、基本的に金と銀は強い相関関係あります。しかし最近の流れは金より動きが鈍いようです。
白銀(プラチナ)
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最後に白金(プラチナ)です。トレンドは完全な「売り」。ゴールド、シルバーと比較しても下げがきつい。世界的な景気&需要低迷不安から投資に慎重なのか。