クリック株365(CFD)のスプレッドを調べてみる
クリック株365が提供している3商品(日経平均・FTSE・DAX)のスプレッドについて。
※関連:くりっく株365でNYダウ(CFD)が取引できるようになるらしい
まず公式サイトからの情報によると、
「スプレッドがすごい!」とのタイトルで
日経225CFDの平均スプレッド3.6円
とアピールしてました。※集計時期:2015/4/1~4/10
各価格別スプレッドの割合は、
- 1円以下:5%
- 2円:7%
- 3円:24%
- 4円:51%
- 5円:11%
- 6円以上:2%
とのこと。このデータからだと「4円」がほぼ半数のシェアを占めているようです。
さらに現在の価格差も調べてみました。
公式HP(http://www.click365.jp/cfd/index.shtml)の最下部にマーケット情報があります。
リアルタイムでレートが更新され「買い気配」、「売り気配」の差からスプレッドの開きがわかります。
(出典:クリック株365 http://www.click365.jp/cfd/index.shtml)
時間は夜の10時半頃。サラリーマンが帰宅後に副業投資する時間帯。
- 日経225: 6ポイント(円)
- ドイツDAX: 7ポイント
- イギリスFTSE100: 12ポイント
さらに2分後、もう一回・・・
(出典:クリック株365 http://www.click365.jp/cfd/index.shtml)
- 日経225: 1ポイント(円)
- ドイツDAX: 10ポイント
- イギリスFTSE100: 13ポイント
日経平均は瞬間的にスプレッド1円と激せまとなりました。逆にDAXとFTSEは拡大。
時間帯によってスプレッドの開きが変化するか翌日も調べてみました。
(出典:クリック株365 http://www.click365.jp/cfd/index.shtml)
- 日経225: 6ポイント(円)
- ドイツDAX: 7ポイント
- イギリスFTSE100: 17ポイント
午後4時50分頃のレートです。
FTSEのスプレッドが拡大しているのはロンドンの取引所がオープンする直前(17時開始)だったからかもしれません。
時間帯と原資産によってスプレッドは変化する
クリック株365のリアルタイムレートをずっと眺めていると、
- 日経225は5円~6円が多く、たまに1円まで縮小する
- DAXは7~10ポイントあたりをうろうろする
- FTSEは10~12ポイントが平均
が実感でしょうか。
あとは時間帯も関係していて・・・経済指標発表時にはもちろんスプレッド拡大するでしょうし、CFDのカバーしている原資産の取引が活発な時間帯(取引所がオープン)は狭くなるようです。DAXだと日本時間16時~、FTSEは日本時間17時~。
日経225は大証(日本)、CME(アメリカ)、SGX(シンガポール)の中から、マーケットメイカーがどこでカバーしているかによると思います。