中国GDP結果と世界の株価の影響を考察
注目されていた中国の経済指標「10-12月期の国内総生産」。そのGDPが発表された後の世界のマーケットの動きを確認。
まず予想と結果について、
- 前回:6.9%
- 予想:6.9%
- 結果:6.8%
主なニュースメディアによる論調は「中国経済は減速傾向なものの予想に反してそんなに悪くない数字だったよね・・・」だそうです。
そして経済指標が発表された後の株価はどう反応&影響したか、
まず震源地の上海総合指数から
(出典:Google Finance http://www.google.com/finance)
中国の株式市場は一気に買われ上昇する反応を示しました。しかし翌日になると買いは続かず、3000ポイント付近でもみ合いその後はジリジリと下落。
21日になっても展開は変わっていないようです。いや、売りの勢いが増している感じ。2900ラインをも割り込んできました。
ダウの先物
続いてニューヨークダウの株価先物です。こちらも中国GDP発表直後から買いが入るも、勢い弱くすぐに反落しています。チャートの流れを見ると完全に下落トレンドですね。
日経225
日経平均株価(CME日経225先物)はどうなったかというと、基本、アメリカ(ダウ、ナスダック、S&P)と連動しています。もしかしたら米国株価先物よりちょっと荒っぽい動きをしているかもしれません。
もう日本国内(単体)だけではどうにもなりません。
FTSE100
イギリスの株価先物であるFTSEです。取引開始時間が遅いため(日本時間17時)か他国のように上昇せず、即売られているようなチャートです。
DAX
最後にドイツの株価指数DAXです。こちらも取引開始時刻が遅いためか買いが入らず、崩れるように落っこちています。ただし、20日~になるとレンジ相場のもみ合い。各国の株価が軒並み下落しているにもかかわらず、なんとか持ちこたえている模様。