Pipsとは|FX基本用語

Pipsとは

Pips、Pipとは

Pipsとは為替レートの最小通貨単位です。読み方はピプス又はピップス
複数形Pipsが一般的で、たまに単数形のPip(ピップ)で表示されているのを見ます。また、Pipsではなく1ポイント、2ポイントのPoint(ポイント)を使って表すケースも見かけます。(←ドルベースで)
○○ピプス取ったとか、リスクは○○ピプスまでなど、FXにおいてはこのPipsを使って勝ち負けの成績を説明するケースが一般的です。

最小通貨単位

為替レートの世界では1日に1円~2円動くなんて滅多に起こりません。そこでもっと小さな通貨単位、日本円だと1銭、2銭。ドルだと0.01セント、0.02セント。日常の買い物では使われない単位で取引されています。
その最小通貨レート単位がPipsで表示されます。

具体的には、

ドル円の場合

0.01円=1銭=1Pips

円相場1ドル100円25銭から1ドル100円50銭になったら25Pipsの値上がりとなります。

ユーロドルの場合

0.0001ドル=0.01セント=1Pips

1ユーロ1.0025ドルから1ユーロ1.0050ドルになったら25Pipsの値上がりとなります。
なんでPipsで表すのか・・・というと、円や米ドル、ポンドなど世界には様々な通貨があって、単位もバラバラだからPipsで統一・・・ということなのでしょう。

Pipsを金額ベースに計算する

基本的に獲得Pips×投資した通貨単位で計算できます。
通貨単位については後日ブログ記事で解説する予定。

ドル円の場合

例えばFXでドル円を10.000通貨(1万通貨)買い、100Pips獲得したとします。
100Pips=100銭=1円なので
1円×10.000通貨=10.000円になります。

ユーロドルの場合

FX取引でユーロドルを10.000(1万通貨)買って、100Pips獲得したとします。
100Pips=1セント=0.01ドルなので
0.01ドル×10.000通貨=100ドルになります。

もし日本円に換算したい場合は100ドルに現在の為替レート(ドル円)を掛けて下さい。
例100ドル×1ドル100円=10.000円。