スキャルピングで勝つための手法。心得編-FX初心者ガイド

FX スキャルピング心得編

FX初心者向けガイド。スキャルピングで勝つための手法。心得編です。
スキャルピングトレードをする際の教科書的な基本ルールやノウハウのようなものをまとめてみました。

ポジポジ病にかからない

常に売買を繰り返してしまう病気がポジポジ病です。勝ったら調子に乗ってエントリーし、負けたら取り返そうとエントリーする。スキャルピングはポジポジ病に最も掛かりやすいトレード手法です。スキャルピングこそ勝てるポイントを厳選して臨みましょう。

ストップ注文は必ず入れる

ポジションを保持する期間が短くても絶対にストップ注文を出しておくべきでしょう。「発注してもすぐ決済する短期トレードだから大丈夫だろうと・・・」ストップを置かないトレーダーもいますが、緊急的な事象、例えばトラブルでインターネットが切断されるリスクはゼロではありません。

損小利大(リスク1:リワード2)

損失と利益は1対2以上のバランスで投資します。スキャルピングの勝率を考えると1対1では厳しいでしょう。
また10pipsほど取れそうな相場でなければ勝つのは難しいと思います。(FX会社のスプレッド損失、スリッページや約定力を考慮すると)10Pips前後がスキャルピングの最大利益と考えた場合、リスクは最大でも5Pips以下にします。リスクとリワードのバランスが重要です。

ナンピン、塩漬けは厳禁

スキャルピングで勝てない最大の原因は、損切りが遅れて大きな損失を出してしまうことだと言われています。価格が下がってもまた戻ってくるだろうと決済を躊躇したり、買い増したりした結果、傷口をさらに拡大してしまいます。膨らませた損失を取り戻すのはコツコツ勝つスキャルでは至難の業。

トレーリングストップ

小さな利益を積み上げていくトレード手法ですが、稀に長めのトレンドに乗れるケースがあります。そのようなラッキー相場に出会ったときにはトレーリングストップでトレンドの流れについていきます。
※トレーリングストップは一定の水準に価格が上昇するごとに、ストップ位置を切り上げていく方法です。

トレンド系テクニカル指標

移動平均線などチャートの未来を予想してくれるトレンド系テクニカルをメインにしたほうが良いでしょう。
そのテクニカルツールをサポート、レジスタンスなど節目に使いチャート分析に役立てます。
オシレーター系テクニカル分析は、価格(トレンド)転換の反応が遅いため短期売買では使えないかなと。オシレーター系は後だし的な所が短所。

チャートは1分足と15分足

15分足でチャートの流れを予測して、1分足でエントリーポイントを探っていきます。5分足でもOKですが、1分足のほうが小さな値動きまで見逃さないので好まれるでしょう。その分だましも多い。

移動平均線(MA)は短期が基本

移動平均線は10MAとか20MAの短期ライン。小さいものから大きめのトレンドまで拾ってくれ反応(反発)も良いです。1分足の短期線はダマシが多いので、遅めの100MA、200MAを好んで使う人もいるでしょう。
移動平均線はあくまで好みの問題でもありますが。