スリップ・スリッページとは|FX基本用語

FX界隈のコミュニティでは「注文がスリップした」、「不利な価格でスリッページ起こした」など話題になります。このスリップ(スリッページ)とは指定した価格で注文が正しく約定せず、レートがズレ(誤差)て売買成立してしまった場合に使われるFX用語です。成行注文だけでなく、指値注文、逆指値注文でもスリップは起こります。またスリップはトレーダー(投資家)にとって有利に働く場合、不利に働く場合があります。

スリップする理由・仕組み

業者発注システムによる意図的な問題という噂も聞かれますが、
一般的にスリッページが起こる仕組みは注文システム(サーバー)と投資家個人の約定タイミングの時間差と言われています。

FXの取引成立までの仕組み

FX用語スリッページとは

為替レート配信(注文システム側) → インターネット回線 → 注文オーダー(トレーダー) → インターネット回線 → 約定(注文システム側)

つまりトレーダーがレートパネル見て注文オーダーを出した瞬間、注文システム側では次の為替レートに動いてしまっている可能性があるわけです。そして動いた後の価格で約定します。