結局、アルパリは破綻か売却(救済)で存続か…。
スイスフランショックを受けて経営破綻に追い込まれた大手FXブローカーのアルパリ。
一時期、複数の企業が資金援助に名乗りをあげて救済(売却)されるのではとニュースで流れていたのですが、結局一ヶ月経っても音沙汰なし。
「アルパリ支援に興味がある企業」。噂によると・・・
1.FXCM
FXCM本体も多額の損失を計上。しかし出資を受けてその一部の資金でアルパリを買収するとか。
2.Oanda
オアンダもアルパリと交渉しているというニュースがありました。
3.Pepper Stone
オーストラリア大手のペッパーストーン。こちらは買収して一気に海外展開を狙ってような気がします。(特に日本へ)
上記3社による買収候補になってるようです。
また最近ではAlpariというブランドを一括売却ではなく地域(国)単位で分割されて売られるのではないかとも・・・。
復活する可能性も十分
今回の損失は数年~十年に一度あるかないかの事故のようなもので、支援を受ければ安定した業績に回復すると思うわけです。そもそも事業自体が慢性的な赤字経営ではなかったわけですし、救済する企業側にとってメリットある案件のはず・・・。が、ひと月も決まらないとなると何か障害があるのか。
アルパリジャパンの存在
日本のアルパリジャパンのサービスはFXCMジャパンと並んで2強(たぶん専業トレーダーが好む)だと思ってたので、倒産を知ったとき正直ショックでした。日本では減少傾向にあるMT4口座や数少ないCurrenex(アルパリダイレクト)のプラットフォームでトレードできる会社でしたから。(万が一FXCMも破綻してたらさらにショックだった)
というか大口トレーダーや法人顧客をたくさん抱えてたから損失も大きかったと言えるのかもしれません。