原油先物相場と為替(ドル)、株価(ダウ)の相関関係
昨日、ユーロドルチャート(EUR/USD)がドル高トレンドに動いてたものの、一瞬でドルが売り浴びせられユーロが買われる(ドル安)展開となりました。
何が起こったのか、その原因を調べてみたところ、
原油在庫が310万バレル増加!
アナリスト予想より大幅増!
のニュースが入ってきた・・・のだそうです。
前触れなくいきなり相場を急変させるとは。※損切りストップ注文は必ず入れときましょう。
とりあえず原油価格と通貨、株価の相関関係をチャートで比較しておきました。
NY原油先物
在庫が大量に積みあがってるよ!のニュースでWTI原油先物価格が急落。(赤丸印のポイント)
その後も売られる下落トレンドとなりました。
ユーロドルチャート
ユーロドル(EUR/USD)の為替はどう反応したかというと、一時的にPinbar付けて急上昇しました。
つまりユーロ高・ドル安(ユーロが買われ、ドルが売り込まれた)。
その後は落ち着きを取り戻しレンジ状態で方向感なく停滞。元の水準にまで戻す展開。
ダウ先物
NYダウ平均の株価先物はどうなったかというと、
原油と連動する感じで急落。一瞬ですね。
それまで順調に上昇の流れチャートから反落。
でもその後、ほぼ売られた分だけ買い戻されて来ています。
相関関係まとめ
最後に原油と為替、株の相関関係をまとめておきます。
原油在庫が積み上がると、
- 原油先物が急落する。
- 米ドルが売られる(ドル安)
- 株価も下落する(株安)
ただし、為替&株価は元の水準にまで戻す。(投機的な売りが入り買い戻される)