アメリカの株売却益の税率(キャピタルゲイン税)は高かった
投資&金融の本場、アメリカで「株式・為替・不動産」など売却した利益に対する税金・・・、意外に高いことが判明。
財務省の主要国における株式譲渡益課税によると、
米国
3段階による分離課税+州・地方政府税
- 3段階;0%。15%。20%。
- 州・地方政府税(ニューヨークの場合:州税4%〜8.82%。市税:2.55%〜3.4%)
そして上記の税率は12カ月以上保有し続けた場合とのこと。
短期的な売却益
12カ月未満保有の場合、10%〜39.8%。さらに州・地方政府税プラスだそう。
つまり短期売買(デイトレード等)の売却益はすべて10%〜39.8%(金額に応じて)。
例えばニューヨークだと、最高50%前後課税されることになります。
どうもアメリカではサイクルの短い投資リターンは特別扱いせず一般所得税課らしいです。
投資家がタックスヘイブンへ逃避する理由がわかりました。
更なる税率UP?
ロイターによると
次期大統領候補のヒラリー・クリントン氏がキャピタルゲイン税の見直しを提案
しているそうです。
噂では1年〜3年間保有した場合は28%まで税金引き上げを検討しているらしい・・・。
さらに、長期投資を促すためもう一段間の税率を設定するかもしれないらしい・・・。
※追記
ドナルドトランプ大統領が誕生しました。投資を呼び込むため税率引き下げられる可能性出てきました。