「長周期地震動とは何か」基本的な知識と情報、そして対策について学べるサイトを集めてみました。
気象庁 長周期地震動とは
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/choshuki/choshuki_eq1.html
短周期地震と長周期地震の違い、ビルの高さによる揺れ方の違い、地震の特性について図解で解説。一般人でもわかりやすく解説されています。
NHK そなえる防災
http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20121013.html
東日本大震災より南海トラフ地震のほうが首都圏で被害拡大する理由など紹介。「付加体」という地層が長周期の揺れが伝わりやすいらしい。
長周期地震動予測地図
http://www.jishin.go.jp/evaluation/seismic_hazard_map/lpshm/
政府の地震調査研究推進本部が作成した予測値図。東海・東南海・宮城県沖地震の想定。昭和型の南海地震の想定がわかります。
内閣府 防災情報
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/nankaitrough_report.html
主に南海トラフ地震が発生したときのシュミレーションです。非常に詳細な知識を学べますが、専門的なので難しい。
大林組
http://www.obayashi.co.jp/service_and_technology/pickup016
建設会社大林組のウェブサイト。長周期地震の発見からメカニズム、南海トラフでの予想など。
長周期地震動による高層ビルの被害対策・耐震用制振ダンパー、ブレーキダンパーを動画を用いて紹介してくれます。
防災科学技術研究所の実験
長周期地震が発生したときの検証実験。
人工的に長い周波の揺れを起こしオフィス内のコピー機、本棚の動き、
キッチン(リビング)内の家具の様子などをレポートされています。
長周期地震動とは
最後にこの地震の特徴を簡単にまとめておきます。
- 周期の長いゆったりとした大きな揺れを言う
- 震源が浅く、大きな地震(マグニチュード)ほど発生しやすい
- 高層ビルなど高い建物ほど被害が大きくなる
- 短周期に比べて揺れが遠くまで伝わる(エネルギーが減退しない)
- 柔らかい蓄積物、地層ほど波を効率よく伝える